監督突撃インタビュー第三弾


 続きまして、3番バッターはブルーオーシャンズ兵庫の藤田 純一監督、小学校時代はキャッチャーだったそうです。

◎障がい者ソフトボールに携わったきっかけは何ですか?

 私が大学生の時、当時野球部の監督(大阪産業大学・宮崎さん)の紹介で知的障害者対象のソフトボールチーム(ぐれいとぶった・奈良県)をボランティアで指導させていただきました。選手の年齢は、10代から50代と幅が広かったのですが一人ひとりの選手が生き生きと満面の笑みでプレーする姿を見て胸を打たれました。私自身、野球部での悩みや就職についての不安があったのですが彼らが純粋に楽しくソフトボールに取り組む姿を見て、とても励まされ「自分の悩みはちっぽけなことだな」と気付かされました。それから障害者スポーツに関わりたい気持ちが生まれ、特別支援学校の体育教師に進路変更しました。

 今では、自身のチーム(Blue Oceans兵庫(チーム名)・兵庫県神戸市(拠点地))を立ち上げ、障害のある選手たちにスポーツを通じて生きる希望と社会で活躍できる人を育てたいと思い、微力ではございますが携わらせていただいております。

 

◎これからの思いや展望について教えてください。

 本チームは、令和2年1月1日に発足しました。練習環境が厳しい中でもキャプテン(吉田)を中心に「全国大会出場」を目標に日々練習に取り組んでいます。

 選手一人ひとりには、「努力は決して嘘をつかない」ことや「苦しい時こそ仲間で励まし合い、乗り越えよう」と伝えています。又、ソフトボールだけが上達することがないように社会人としてのマナーやルールを身に付け、多くの人から愛される人間像を目指しております。


◎最後に一言!

 メンバー大募集(療育手帳所持(知的障害者対象)6歳~上限なし・男女問わず)しております。みんなで兵庫県のユニホームを着て一緒に爽やかな汗を流し、ワーク・ライフ・バランスの充実を目指していきましょう。


ありがとうございました!

きっかけは様々…しかし選手たちと関わっていく中で楽しさ、面白さを感じ、監督たちもどんどん知的障がい者ソフトボールにハマっていくのですね!

 次回、満を持しての4番バッター登場です。